福島の原発事故に関するIAEAの状況説明(2011年4月7日17時30分)の翻訳

福島の原発事故に関するIAEAの状況説明(4月7日17時30分)を日本語に翻訳してみた。

誤訳は大目に見てください。

和訳

IAEAアップデート:日本の新しい地震(4月7日、協定世界時17時30分)

IAEAは、4月7日14時32分(協定世界時)に日本で地震が起こったと確認します。IAEAの国際耐震安全センター(ISSC)は、マグニチュード7.1として、初期のマグニチュード7.4から改訂して、それを評価しました。地震の震央は、女川原子力発電所から20キロメートル、福島第一と第二原子力発電所から約120キロメートルのところでした。

IAEAは、原子力安全・保安院(NISA)に接触しており、以下の核施設の状態が確認できます:

福島第一原子力発電所

原子力安全・保安院は、現場の放射線モニタリングポストにおいて変化は全く観測されないことを確認します。1~3号機の原子炉圧力容器への注水は中断されませんでした。

福島第二原子力発電所

原子力安全・保安院は、現場の放射線モニタリングポストにおける計器の表示の変化は全く観測されていないことを確認します。

女川原子力発電所

3月11日の地震以来すべての原子炉が冷温停止中です。

原子力安全・保安院は、4月7日の地震のあと、外部電源を現場に供給する3つのラインのうちの2つが失われたことを確認しました。外部電源は、3つ目のラインを通して供給され続けています。

使用済み核燃料プールの冷却は、一時的に失われましたが、後に復旧されました。

現場の放射線モニタリングポストにおける計器の表示の変化は全く観測されていません。プラントの状態は現在調べられています。

東海第二原子力発電所

3月11日の地震以来、東海第二原子力発電所は冷温停止のままです。異常は全く観測されていません。

東通原子力発電所

原子力安全・保安院は、東通原子力発電所が4月7日の地震の時点でシャットダウンされ、メンテナンス停止中であったことを確認しました。外部電源は失われています。現場への非常用電源は作動しています。すべての燃料が、炉心から取り除かれて、使用済み核燃料プールの中に格納されました。使用済み核燃料プールの冷却は使用できます。

泊原子力発電所(北海道)

4月7日の地震の時点で、泊の1号機と2号機は稼働中でした。4月7日の地震の後、北海道電力株式会社は発電を90%の容量まで減少させました。

六ヶ所再処理工場

原子力安全・保安院は、六ヶ所再処理工場とウラン濃縮施設が外部電源を失ったことを確認します。 現場への非常用電源は作動しています。

IAEAは、さらなる情報を、それが入り次第、発表するでしょう。

原文

IAEA Update: New earthquake in Japan (7 April, 17:30 UTC)

The IAEA confirms that an earthquake occurred in Japan at 14:32 UTC 7 April. The IAEA International Seismic Safety Centre has rated it as a 7.1 magnitude, revised from an initial 7.4 magnitude. The epicenter of the earthquake was 20 km from the Onagawa nuclear power plant and approximately 120 km from the Fukushima Daiichi and Daini nuclear power plants.

The IAEA has been in contact with NISA and can confirm the status of the following nuclear facilities:

Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

NISA confirms that no changes have been observed at the on-site radiation monitoring posts. The injection of water into the reactor pressure vessels of Units 1, 2 and 3 was not interrupted.

Fukushima Daini Nuclear Power Plant

NISA confirms that no changes have been observed of the readings at the on-site radiation monitoring posts.

Onagawa Nuclear Power Plant

All reactors have been in cold shutdown since the 11 March earthquake.

NISA has confirmed that two out of the three lines supplying off-site power to the site were lost following the 7 April earthquake. Off-site power continues to be supplied through the third line.

Cooling of the spent fuel pool was temporarily lost, but has subsequently been restored.

No change has been observed in the readings from the on-site radiation monitoring post. The status of the plant is currently being checked.

Tokai Daini Nuclear Power Plant

Tokai Daini nuclear power plant remains in cold shutdown since the 11 March earthquake. No abnormality has been observed.

Higashidori Nuclear Power Plant

NISA has confirmed that the Higashidori NPP was shutdown and in a maintenance outage at the time of the 7 April earthquake. Off-site power has been lost. Emergency power supply to the site is operating. All the fuel had been removed from the reactor core and stored in the spent fuel pool. Cooling of the spent fuel pool is operational.

Tomari Nuclear Power Plant (in Hokkaido)

At the time of the 7 April earthquake Tomari Unit 1 and Unit 2 were in operation. Following the 7 April earthquake, the Hokkaido Electric Power Company reduced the generating power to 90% of capacity.

Rokkasho Reprocessing Plant

NISA confirms that Rokkasho Reprocessing Plant and uranium enrichment facility lost off-site power. Emergency power supply to the site is operating.

The IAEA will issue further information as soon as it becomes available.

原文URL

IAEA:Fukushima Nuclear Accident Update Log:IAEA Briefing on Fukushima Nuclear Accident (7 April 2011, 17:30 UTC)
Facebook:IAEA Briefing on Fukushima Nuclear Accident (7 April 2011, 17:30 UTC)

【theme : 原発事故
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