福島の原発事故に関するIAEAの状況説明(2011年4月12日4時45分)の翻訳

福島の原発事故に関するIAEAの状況説明(4月12日04時45分)を日本語に翻訳してみた。

誤訳は大目に見てください。

和訳

福島原発事故アップデート(2011年4月12日、協定世界時04時45分)

日本の原子力安全・保安院(NISA)は、今日、IAEAの国際原子力・放射線事象評価尺度(INES)について、福島第一原子力発電所での事故に対する新たな暫定評価を発表しました。

福島第一の原子力事故は、今回、INESで「深刻な事故」というレベル7に評価されます。レベル7は、INESで最も重大なレベルであり、「計画された広範な対策の実施を必要とするような、広範囲の健康および環境への影響を伴う放射性物質の大規模な放出」からなる事象について説明するのに使用されます。日本政府は、新しい暫定評価の公示と正式な提出の前にIAEAに通知しました。

新たな暫定評価は、1~3号機で起こった事故を、INESにおける単一の事象として考えています。以前は、別々のINESレベル5の評価が、1~3号機に対して適用されていました。4号機に対して割り当てられた暫定のINESレベル3の評価は、まだ適用されています。

福島第一のINESによる暫定評価の再評価は、原子力発電所から環境へ放出された放射能の総量の見積りに帰着します。原子力安全・保安院は、大気に放出された放射性物質の量が1986年のチェルノブイリ原発事故の約10%であると見積もっています。チェルノブイリ原発事故は、他に唯一、レベル7の事象であると評価された原子力事故です。

福島第一の原子力事故の以前の評価は以下のように査定されました:

3月18日、日本政府は、すべての冷却機能を失ったことによる福島第一の1~3号機原子炉の損傷をINESの尺度でレベル5であると評価しました。彼らはさらに、レベル3で評価されている4号機原子炉の使用済み核燃料プールでの冷却機能と水を供給する機能を失ったことについて査定しました。

さらなる情報が利用可能になるとき、日本政府は、福島第一原子力発電所におけるINESによる評価を改訂するかもしれません。

INESは、放射線の発生源に関係する事象の安全上の重要性を一般の人々へ迅速かつ一貫して伝えるために使用されます。

即座に、一貫して放射の源に関連している事象の安全上の重要性を公衆に伝えるのに使用されます。尺度は0(尺度未満)から7(深刻な事故)の間を変動します。

原文

Fukushima Nuclear Accident Update (12 April 2011, 04:45 UTC)

The Japanese Nuclear and Industrial Safety Agency (NISA) today issued a new provisional rating for the accident at the Fukushima Daiichi nuclear power plant on the IAEA International Nuclear and Radiological Event Scale (INES).

The nuclear accident at Fukushima Daiichi is now rated as a level 7 "Major Accident" on INES. Level 7 is the most serious level on INES and is used to describe an event comprised of "A major release of radioactive material with widespread health and environmental effects requiring implementation of planned and extended countermeasures". Japanese authorities notified the IAEA in advance of the public announcement and the formal submission of the new provisional rating.

The new provisional rating considers the accidents that occurred at Units 1, 2 and 3 as a single event on INES. Previously, separate INES Level 5 ratings had been applied for Units 1, 2 and 3. The provisional INES Level 3 rating assigned for Unit 4 still applies.

The re-evaluation of the Fukushima Daiichi provisional INES rating resulted from an estimate of the total amount of radioactivity released to the environment from the nuclear plant. NISA estimates that the amount of radioactive material released to the atmosphere is approximately 10% of the 1986 Chernobyl accident, which is the only other nuclear accident to have been rated a Level 7 event.

Earlier ratings of the nuclear accident at Fukushima Daiichi were assessed as follows:

On 18 March, Japanese authorities rated the core damage at the Fukushima Daiichi 1, 2 and 3 reactor Units caused by loss of all cooling function to have been at Level 5 on the INES scale. They further assessed that the loss of cooling and water supplying functions in the spent fuel pool of the Unit 4 reactor to have been rated at Level 3.

Japanese authorities may revise the INES rating at the Fukushima Daiichi nuclear power plant as further information becomes available.

INES is used to promptly and consistently communicate to the public the safety significance of events associated with sources of radiation. The scale runs from 0 (deviation) to 7 (major accident).

Further information on the INES scale: http://www-ns.iaea.org/tech-areas/emergency/ines.asp.

Further details regarding this development can be found in the NISA Press Release [pdf].

原文URL

IAEA:Fukushima Nuclear Accident Update Log:Fukushima Nuclear Accident Update (12 April 2011, 4:45 UTC)
Facebook:IAEA Update on Fukushima Nuclear Accident (12 April 2011, 4:45 UTC)

【theme : 原発事故
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