電力不足を解消したいなら、各家庭に発電所を作ればいい

東日本大震災から1ヵ月後くらいに、東京ガスが販売している家庭用燃料電池『エネファーム』が停電時には使えないと聞いたとき、正直がっかりしました。

週刊実話:問い合わせ殺到! 自家発電ブームで「東京ガス」が招いた “大チョンボ” (2011年4月22日)

上の記事によれば、

本来、『東ガス』は、供給される電気を使わなくても可動するシステムを作れる技術を持っているのです。ところが『電気事業法』の制約で、電力会社の電気を使い、停電時に停止するようにしている。ただ、これは大義名分で、簡単に言えば『電力会社の客を取るな!』というお上のお達しに逆らえないということ。国の法律は、どこまでも電力会社に都合がいいようにできているのです

法律による規制がなければ、自家発電器を製造・販売することは可能だったようです。

ちなみに、ガス発電・給湯暖冷房システム『エコウィル』も停電時は使えません。

東京ガス:エコウィル よくあるご質問

上のページによれば、

停電するとエコウィルは自動停止するので、ご利用いただけません。
エコウィルは、一度停止すると再起動に電力が必要になります。

さて、最近発表されたエネファーム。

家電Watch:東京ガス、停電時でもエネファームが使える蓄電システム ほぼ24時間、燃料電池で家電が使用可能に (2011年11月7日)

上の記事によれば、

東京ガスでは開発の理由として、停電時にもエネファームを運転させたいという声が東日本大震災を機に急速に高まったことを挙げており、従来から行なっていた研究開発を加速したとしている。

開発陣の地道な努力が想像できます。

しかしながら、これは完全な私の憶測(というか妄想)ですが、東京ガスは、本音では外部電力に依存しない独立したガス発電、いわば「家庭用ガス発電所」を作りたいのではないか。そのための技術はすでに持っている。しかし、それを販売することは法律上許されていない。

要は、ガスで発電し、その電力を蓄電する。万が一電線が切れても、ガス管が無事ならガスを利用して電力が賄える。さらには、電気、ガス、太陽光の電力ポートフォリオ組成。そういうのを私たちは望んでいるわけです。

とりあえず、政治的理由が実現しない原因(の一つ)だというのであれば、早急に規制を撤廃してほしいです。

【theme : 環境・資源・エネルギー
【genre : 政治・経済

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