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オブジェクトを使ったPerlプログラムの例

オブジェクトを使った Perl プログラムの例。

実行結果

プログラムの実行結果は次のとおり。

名無しさん、こんにちは。
太郎さん、こんにちは。
次郎さん、こんにちは。
名無しさん、おはようございます。
太郎さん、おはようございます。
次郎さん、おはようございます。

プログラム例

use strict;
use warnings;

# Helloオブジェクトを使う
my $objref = Hello->new();
$objref->say();  #=> 名無しさん、こんにちは。

$objref->set_name("太郎");
$objref->say();  #=> 太郎さん、こんにちは。

$objref = Hello->new("次郎");
$objref->say();  #=> 次郎さん、こんにちは。

# GoodMorningオブジェクトを使う
my $objref2 = GoodMorning->new();
$objref2->say();  #=> 名無しさん、おはようございます。

$objref2->set_name("太郎");
$objref2->say();  #=> 太郎さん、おはようございます。

$objref2 = GoodMorning->new("次郎");
$objref2->say();  #=> 次郎さん、おはようございます。

#=== Helloクラスの定義 ===

package Hello;

use strict;
use warnings;

# コンストラクタ
sub new {
  my ($class, @args) = @_;
  my $objref = {
    name => $args[0] || "名無し"
  };  # 無名ハッシュへのリファレンス

  # リファレンスが指すハッシュをオブジェクトにする
  bless($objref, $class);

  # オブジェクトへのリファレンスを返す
  return $objref;
}

sub set_name {
  my ($self, @args) = @_;
  $self->{name} = $args[0];
}

sub say {
  my ($self) = @_;
  print $self->{name}."さん、こんにちは。\n";
}

#=== GoodMorningクラス(Helloの派生クラス)の定義 ===

package GoodMorning;

# Helloクラスを継承する。
# use baseプラグマはコンパイル時に処理される
use base qw(Hello);

use strict;
use warnings;

# メソッドのオーバーライド
sub say {
  my ($self) = @_;
  print $self->{name}."さん、おはようございます。\n";
}

bless 関数の戻り値がオブジェクトへのリファレンスであることと、サブルーチンで return を省略すると最後に評価された結果が戻り値になることを利用して、コンストラクタの部分を次のように簡単に書くこともできます。

sub new {
  my ($class, @args) = @_;
  bless {
    name => $args[0] || "名無し"
  }, $class;  
}

Perl におけるオブジェクトについて

  • クラスは、パッケージ (=名前空間) によって実現される。
  • メソッドは、サブルーチンによって実現される。
  • コンストラクタは、クラスメソッドである。コンストラクタ名に制限はないが、「new」が一般的である。
  • クラスメソッドの第1引数は、パッケージ名。
  • インスタンスメソッドの第1引数は、オブジェクトへのリファレンス。
  • オブジェクトは、bless された (=パッケージに所属していることを示すマークが付けられた) リファレント (=リファレンスが指している対象物) である。

【theme : プログラミング
【genre : コンピュータ

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