弧ABを記号で表すTeXコマンド

弧 AB を記号で表すのは ¥stackrel{¥frown}{AB} で可能ですが、見た目に不満を感じたら、コマンドを自前で定義する必要があります。

以下、自前で ¥overarc というコマンドを定義した例。

弧 AB あるいは弧 ABC のように、文字数がせいぜい 2~3 個の場合

¥frown の記号を拡大する方法

\documentclass{jarticle}

\newcommand{\overarc}[1]{\stackrel{\Large\mbox{$\frown$}}{#1}}

\begin{document}

$\overarc{AB}$, 
$\overarc{ABC}$, 
$\overarc{ab}$, 
$\overarc{abc}$.

\end{document}

余談ですが、frown は「しかめっ面」という意味です。実際、¥frown を逆さにした記号を表示するコマンドが ¥smile です。

¥rotatebox コマンドで丸括弧を 90 度回転させる方法

\documentclass{jarticle}

\usepackage{graphicx}  % \rotatebox

\newcommand{\overarc}[1]{\stackrel{\rotatebox{90}{\big)}}{#1}}

\begin{document}

$\overarc{AB}$, 
$\overarc{ABC}$, 
$\overarc{ab}$, 
$\overarc{abc}$.

\end{document}

弧 ABCDE のような、文字数が多い場合にも対応した例

\documentclass{jarticle}

\usepackage{graphicx}  % \rotatebox

\makeatletter
\newcommand{\overarc}[1]{
  \setbox0\hbox{#1}%
  \ifdim\wd0<1em%
    \stackrel{\frown}{#1}%
  \else\ifdim\wd0<1.75em%
    \stackrel{\rotatebox{90}{\big)}}{#1}%
  \else\ifdim\wd0<2.5em%
    \stackrel{\rotatebox{90}{\Big)}}{#1}%
  \else\ifdim\wd0<3.25em%
    \stackrel{\rotatebox{90}{\bigg)}}{#1}%
  \else%
    \stackrel{%
      \rotatebox[origin=c]{90}{\mbox{%
        $\left.\vphantom{\rotatebox[origin=c]{90}{#1}}\right)$%
      }}%
    }{#1}%
  \fi\fi\fi\fi%
}
\makeatother

\begin{document}

$\overarc{A}$,
$\overarc{AB}$, 
$\overarc{ABC}$, 
$\overarc{ABCD}$, 
$\overarc{ABCDE}$,
$\overarc{ABCDEF}$.

$\overarc{a}$,
$\overarc{ab}$, 
$\overarc{abc}$, 
$\overarc{abcd}$, 
$\overarc{abcde}$,
$\overarc{abcdef}$.

\end{document}

他にもさまざまな方法があります。詳しくは以下の参考 URL のリンク先を参照してください。

参考 URL

TeX Q & A - 弧ABを記号で表す命令を教えてください
TeX Q & A - Re: 弧ABを記号で表す命令を教えてください
TeX Q & A - Re: 弧ABを記号で表す命令を教えてください

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