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LinuxにおけるダウンロードファイルのSHA-1における破損チェック

Linuxに標準で備わっている「sha1sum」の使い方について説明します。sha1sumは、SHA-1のハッシュ値によってファイルの破損や改竄(かいざん)の有無をチェックするためのツールです。類似のツールにMD5を使用する「md5sum」がありますが、使い方は全く同じです。

基本的な使い方

チェックしたいファイルを例えばsample.tgzとするとき、

$ sha1sum sample.tgz
88596ee0a0096e605e4cb77155a23133d02e6308  sample.tgz

のようにして、sample.tgzのハッシュ値が計算できます。ダウンロード元のウェブサイト、もしくは以下に述べるチェックサムファイルに書かれているSHA-1のハッシュ値と比較して、同じ値であれば正常にダウンロードできたと判断できます。

引数に複数のファイル名を指定すれば、各々の計算結果を出力してくれます。

$ sha1sum sample1.tgz sample2.tgz
88596ee0a0096e605e4cb77155a23133d02e6308  sample1.tgz
4179de1d37a8f21370b57173774199f360ac1c6d  sample2.tgz

ワイルドカードも使えます。

$ sha1sum sample*.tgz
88596ee0a0096e605e4cb77155a23133d02e6308  sample1.tgz
4179de1d37a8f21370b57173774199f360ac1c6d  sample2.tgz

チェックサムファイルによるチェック

チェックサムファイルとは

チェックサムファイルはテキストファイルであり、その内容は

88596ee0a0096e605e4cb77155a23133d02e6308  sample1.tgz
4179de1d37a8f21370b57173774199f360ac1c6d  sample2.tgz

のように、ハッシュ値とファイル名の組をスペースで区切って並べただけのものです。

ダウンロードサイトにおいて、目的のファイル(例:sample1.tgz、sample2.tgz)のほかに、チェックサムファイルが用意されていれば、それも一緒にダウンロードして同じディレクトリに置きます。

チェックサムファイルには、複数ファイルに対応したもの(例:sha1sum.txt、SHA1SUMなど)もあれば、各々のファイルに対して一つずつ用意されていることもあります(例:sample1.tgz.sha1、sample1.tgz.sha1sumなど)。

ダウンロード元が用意したチェックサムファイルには、本来の正しいハッシュ値が書かれています。これと、ダウンロードしたファイルのハッシュ値とを照合して、そのファイルが元々のものと同一であるかどうかを確認します。

チェックサムファイルによるチェック

コンソールを起動し、目的のファイルとチェックサムファイルが格納されたディレクトリに移動します。

オプション「-c」(もしくは「--check」)をつけてコマンドを実行します。

$ sha1sum -c sha1sum.txt

ファイルが正常であれば、

sample1.tgz: 完了
sample2.tgz: 完了

破損や改竄(かいざん)などによってハッシュ値の計算が合わないものがあると、

sample1.tgz: 失敗
sample2.tgz: 完了
sha1sum: WARNING: 1 of 2 computed checksum did NOT match

存在しないファイルに対しては、

sample1.tgz: 完了
sha1sum: sample2.tgz: No such file or directory
sample2.tgz: オープンまたは読み込みに失敗しました
sha1sum: WARNING: 1 of 2 listed files could not be read

のように表示されます。

チェックサムファイルの作成

自分でチェックサムファイルを作るときは、

$ sha1sum sample1.tgz sample2.tgz > sha1sum.txt

のようにすれば簡単です。

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LinuxにおけるダウンロードファイルのMD5による破損チェック

【theme : Linux
【genre : コンピュータ

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