Windows上でOpenSolarisをVirtualBoxで動かす

Windows XP SP3をホストOSとするSun VirtualBox 3.1.6において、OpenSolaris 2009.06をゲストOSとしてインストールする手順の説明。

OpenSolarisのisoイメージの入手

「OpenSolaris 2009.06 (x86 LiveCD)」のisoイメージ(osol-0906-x86.iso)は、以下のサイトからダウンロードできます。

Downloads (Main.downloads) - XWiki

Virtual Boxの設定

仮想マシンの作成

  1. Virtual Box (使用バージョン3.1.6)を起動
  2. 「新規」ボタンを押す。すると、新規仮想マシン作成ウィザードが起動する。「次へ」ボタンを押す
  3. 仮想マシン名とOSタイプ
    • 名前:OpenSolaris 2009.06
    • オペレーティングシステム:Solaris
    • バージョン:OpenSolaris
  4. メモリの設定:512MB以上
  5. 仮想ハードディスク:「新規ハードディスクの作成」を選択
  6. 新規仮想ディスク作成ウィザードが起動する。「次へ」ボタンを押す
  7. ハードディスクストレージタイプ:可変サイズのストレージ
  8. 仮想ディスクの場所とサイズ
    • 場所:OpenSolaris 2009.06 (デフォルト)
    • サイズ:16.00GB
    なお、OpenSolarisのインストール全体で3.5GBのHDD容量を占有します。
  9. 「完了」ボタンを2回押す

仮想マシンの設定

  1. VirtualBoxの「設定」ボタンを押す
  2. 「ストレージ」を選択し、ストレージツリーのIDEコントローラの「空」となっているCD/DVDデバイスを選択
  3. 右側にある「属性」の「CD/DVDデバイス」で、インストールCDを挿入するDVD/CDドライブを選択
  4. 「OK」ボタンを押す

なお、DAEMON-Toolsなどの仮想ドライブをDVD/CDドライブとして認識させれば、isoイメージをCD-Rに焼くことなく利用できます。

OpenSolarisのインストール

LiveCDからの起動

  1. CD/DVDドライブにインストールCDを挿入する
  2. VirtualBoxの「起動」ボタンを押す
  3. キーボードの自動キャプチャ機能についてのポップアップが表示される場合には、「OK」ボタンを押す
  4. GRUB (ブートローダ)の画面:「OpenSolaris 2009.06」を選択
  5. USB Keyboard:20を選択 (20. Japanese)
  6. Keyboard Layout:14を選択 (14. Japanese)
  7. しばらく待つ
  8. デスクトップ画面が表示されれば成功

VirtualBoxにおけるマウスカーソルとキーボードのキャプチャについて、右側のCtrlキーを押すとホストに戻れます。

インストール

デスクトップ画面が表示された状態から続いて、インストール作業を行います。

  1. 「OpenSolarisをインストールする」アイコンをダブルクリック
  2. OpenSolarisインストーラが起動。「次へ」ボタンを押す
  3. OpenSolarisをどこにインストールしますか?:ディスク全体を使用する
  4. タイムゾーン、日付と時刻
    • 地域:アジア
    • 場所:日本
    • タイムゾーン:日本
  5. ロケール:日本語
  6. ユーザー:rootパスワード、ユーザーアカウント、コンピュータ名の設定
  7. 「インストール」ボタンを押す。すると、インストールが開始する(30分程度かかる)
  8. 「完了」画面が表示されれば、インストールは終了

インストール終了直後

「完了」画面が表示された状態から。

  1. 「リブート」ボタンを押す
  2. 再起動が始まる前に、DVD/CDドライブからインストールCDを取り出す
  3. 再起動後、GRUB (ブートローダ)の画面が表示されたら、「OpenSolaris 2009.06」を選択
  4. インストール直後の再起動時、ログイン画面が表示されるまでに数分程度かかる
  5. ログイン画面が表示されたら、インストール時に設定したユーザーアカウントでログインする

以後、root権限で作業するときは、コンソールで「su -」コマンドを実行します。

ネットワークの設定について

ホスト側(Windows XP)が正常にネットワーク接続できる状態であれば、ゲストOS(OpenSolaris)側は初期設定の状態(つまり、VirtualBoxのネットワークアダプタは「NAT」、OpenSolarisのネットワーク設定は「自動設定」の状態)で接続できるはずです。もし接続できないときは、VirtualBoxの通信がセキュリティソフトに遮断されていないかチェックしてみてください。

未解決のトラブル

共有フォルダ

VirtualBoxのヘルプの「4.7. Folder sharing」には、

In a Solaris guest, use the following command:
mount -F vboxfs [-o OPTIONS] sharename mountpoint

と書いてあります。しかしながら、まず、「vboxfs」はおそらく「vboxsf」の間違いです。次に、ゲストOSがOpenSolaris 2009.06の場合に上記コマンドを実行すると、「Operation not appliciable to FSType vboxsf」とエラーが出ます。VirtualBoxの共有フォルダ機能はOpenSolaris (ゲストOS)では非対応?よくわかりません。

サウンド

音が出ません。対応は後回しです。

ちなみに、音声ファイルのサンプルが「/usr/share/audio/samples/au」に格納されています。拡張子「au」は、UNIXで標準の音声ファイル形式を表します。

【theme : UNIX/Linux
【genre : コンピュータ

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