WindowsにおけるJavaプログラム開発環境の構築手順

これは古い記事です。より新しい情報は以下のページにあります:

Windows XPにおける各種プログラミング言語のセットアップ作業のメモ まとめ

この記事では、WindowsにおけるJavaプログラム開発環境の構築手順について説明しています。以下、JDKによる環境と、MinGW+JREによる環境を紹介します。いずれのツールも無料で入手できます。

JDK

JDK (Java Development Kit)とは、Javaによるプログラム開発の定番ツールです。

JDKの入手とインストール

Java SE Downloads - Sun Developer Network (SDN)

  1. 「Download JDK」をクリック
  2. 「platform:」のところをWindowsにして、「Download>>」ボタンをクリック
  3. 「Log In for Download (Optional)」というポップアップが表示されたら、下の「>>Skip this Step」をクリック
  4. 「jdk-6u20-windows-i586.exe」のダウンロードが自動的に開始される

jdk-6u20-windows-i586.exeを実行して、ウィザードに従ってインストールを行います。最後、「完了」ボタンを押したあと、ブラウザが起動して「JDKの登録」というページが開きますが、登録せずに閉じても大丈夫です。

インストールが完了したら、環境変数「PATH」にJDK の実行可能ファイル(javac.exeなど)が格納されたフォルダのパス(デフォルトでは「C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_20\bin」)を値に追加します。

コマンドプロンプトを起動し、「javac -version」を実行してみて、

> javac -version
javac 1.6.0_20

のようにバージョンの確認ができればインストール成功です。

JDKのアンインストール

JDKのアンインストールは、「プログラムの追加と削除」で行います。そのとき、

  • Java DB 10.5.3.0
  • Java(TM) 6 Update 20
  • Java(TM) SE Development Kit 6 Update 20

の三つを削除します。

MinGW+JRE

JDKのjavacでコンパイルする代わりに、MinGWのgcjでコンパイルするという手段もあります。

MinGWの入手とインストール

MinGWの入手、インストール、アンインストールの手順については、以下の記事をお読みください。

Windowsで使えるフリーのC/C++コンパイラ MinGW

インストール時、「Choose Components」の画面において「Java Compiler」を選択する必要があります。

コマンドプロンプトを起動し、「gcj --version」を実行してみて、

>gcj --version
gcj (GCC) 3.4.5 (mingw-vista special r3)
Copyright (C) 2004 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

のように表示されれば成功です。

JREの入手とインストール

JRE (Java Runtime Environment)とは、Java言語で開発されたソフトウェアを実行するためのツールです。JREは、以下から入手できます。

Java SE Downloads - Sun Developer Network (SDN)

  1. 「Download JRE」をクリック
  2. 「platform:」のところをWindowsにし、「I agree to the Java SE Runtime Environment ...」のところにチェックを入れ、「Continue>>」ボタンをクリック
  3. 「jre-6u20-windows-i586.exe」のリンクをクリックしてファイルをダウンロードする

ダウンロードしたjre-6u20-windows-i586-s.exeを実行して、ウィザードに従ってインストールを行います。

コマンドプロンプトを起動し、「java -version」を実行してみて、

> java -version
java version "1.6.0_20"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_20-b02)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 16.3-b01, mixed mode, sharing)

のように表示されればインストール成功です。

JREのアンインストールは、「プログラムの追加と削除」で行います。「Java(TM) 6 Update 20」を削除してください。

ちなみに、JDKの中にJREが同梱されており、JDKのインストールにおいてもJREがインストールされます。

余談

JREは、以下のサイトからも入手できます。

全オペレーティングシステムの Java のダウンロード一覧 - Sun Microsystems

「Windows 7/XP/Vista/2000/2003/2008 Offline」をクリックして「jre-6u20-windows-i586-s.exe」をダウンロードします。

ただし、ファイル名に「-s」が付いている、このインストーラの注意すべき点は、途中でGoogleツールバーのインストールを勧めてくることです。デフォルトでは「無償で利用できるGoogleツールバーをJavaと一緒にインストールしてください」のチェックが入っているので、外してください(もちろん、Googleツールバーをインストールしたい場合はそのままで構いません)。

あと、Googleツールバーをインストールしたかどうかに関する情報らしきものをレジストリに書き込みます(regeditで「google」というキーワードで検索すると引っかかる)。二度目のインストール以降、Googleツールバーのインストールを勧めてこないのはよいのですが、アンインストールしても、そのレジストリ情報が残されます。たぶん実害はないと思いますが・・・。

プログラムのコンパイルと実行

以下のプログラムをHello.javaという名前で保存します。ファイル名は「クラス名.java」にします。

public class Hello {
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello!");
  }
}

JDKの環境では、コンパイルはjavacコマンドで行います:

> javac Hello.java

MinGWの環境では、コンパイルはgcjコマンドに「-C」オプションを付けて行います:

> gcj -C Hello.java

なお、gcjは、日本語文字コードはデフォルトでUTF-8にしか対応していません。ですので、gcjでコンパイルする場合には、日本語を含むソースプログラムはUTF-8で保存してください。

いずれの場合も、コンパイルすると、Hello.classが作成されます。これをjavaコマンドで実行すると、以下のようになります。

> java Hello
Hello!

【theme : プログラミング
【genre : コンピュータ

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